Sep 26, 2014

毎日できるマインドフルネス


以前 スキンシップで幸せになろう!” と 自分の存在を感じる” で、触れ合い、オキシトシン、感覚への気づき (マインドフルネス)、幸せとのつながりについて話しました。ここでは、もう少し日常生活で気軽にできることを探してみました。

感覚を意識することは自分でも毎日できます。そういう機会を増やせば増やすほど幸せにつながるはずです。お風呂に入って「はぁ〜」とひと息ついたり、おいしいものを食べた時の感覚を思い出してみてください。とても幸せな気分になりますね。「気持ちいい」「おいしい」という感覚だけに集中しているからです。その瞬間、何も考えずにその瞬間の事実のみを堪能しているのです。感覚への刺激は心に大きな影響を与えます。五感のうち嗅覚が一番強く記憶と感情に結びついていると言われます。昔使っていた香水を嗅ぐと、その頃の思い出、感情までがよみがえってきます。私の場合は味覚が強かったようです ()。子供の頃食べた北海道のおいしい海鮮物や山菜は、いつ思い出しても幸せな気分になります。

頭を使う知的活動ではなく、感覚を刺激するような活動をもっと探してみましょう。別に特別なことをしたり、お金をかけたりしなくてもできます。例えば、ご飯を食べる時、一口ずつ噛みしめて味わったり、ペットをなでる時、ペットの毛並みや体温を感じたり、野外で目を閉じて肌に感じる太陽の暖かさ、そよ風、匂い、鳥の鳴き声、自分の呼吸などに集中してみてください。今まで気づかなかったような安らぎを感じることができるはずです。

どんなことを試してみたか、ぜひコメントしてください。